ボーダーランズ Dead ECHOs 第6話あらすじ「Connect, Everything」
Junieの過去がすべて明かされる回です。Episode 5のラストで向けられた銃口から直接続き、シリーズ最大の謎だった「彼女は何者なのか」に本人の口から答えが出ます。そのうえでWattsのBIG BOARD(陰謀ボード)が、事件の中心に空いた「足りないリンク」を1本あぶり出します。
配信時刻が変わりました — 公式Podcastフィードでの配信は 10:00 GMT(Episode 1〜5は16:00 GMT)。公式説明文にも「(This episode released at new time)」と明記されています。
Aプロット:Junieの告白——ディスティラーズ
銃を向けたまま問い詰めるWattsから、Junieは一瞬で銃を奪い取ります(「危うく手ごと分解するところだった」)。「銃が誤解の結末を良くすることはめったにない」と言い放ったうえで、彼女はすべてを話します。
- Junieは本物のJakobs家の人間。「先に名乗らないのは、名前だけで人が私を決めつけるから」
- 「君は暗殺者なのか?」——「そう。私は殺し屋だった。もう違う。」
- ディスティラーズ(Distillers) — 祖父 Montgomery Jakobs 直属の秘密暗殺部隊。彼に逆らった者、失望させた者、道を塞いだ者を「問答無用で」消してきました。名前の由来は、標的を始末したあと「death の証明」を樽(barrel)に詰めて持ち帰っていたからという悪趣味なもの
- 母は彼女を「ティーカップのウイスキー」と呼びました。ドレスにもビジネススーツにも収まらない、目的のないJakobs——母と祖父にとって、それは「Jakobsではない」ということでした
- 12歳で銃を持たされ、13歳で「卒業」。使い道が見つからなかった孫娘を、Montgomeryはディスティラーズの徒弟に送り込みます。「初任務で死ねば厄介払いできると思っていたのかも」
- 卒業試験は、前夜にドアの下から差し込まれた封筒——同期の訓練生の顔写真に、標的マークが描かれていた
- 現役期間は約10年。叔父が助け出そうとしましたが、Montgomeryは「自然災害みたいな男」でした
Bプロット:脱走の経緯(ゲーム本編と直結)
彼女が抜け出せた理由は、BL3でおなじみの事件でした。
- Tyreen CalypsoによるMontgomery Jakobs殺害(「あのライブ配信はみんな見た」)→ Aurelia Hammerlockが会社を掌握。Junieの評は「ヴォルトハンター周辺の人物で、ハンサム・ジャックとつるんでいた筋金入りのロクデナシ。ついでに私の義理の叔母」(叔父Wainwrightの結婚相手Sir Hammerlockの姉)
- その混乱がJunieの逃亡を覆い隠しました。Aureliaの天下は短く、後任の叔父Wainwright Jakobsが即座にディスティラーズを解散。「彼はMontgomeryと反りが合わなかったし、確かに会社を良い方向に変えた。それでも私は戻れない」
Cプロット:なぜPandoraに来たのか(Stickyの音声)
ディスティラーズ時代の数少ない信用できる友人 Sticky からのECHOが再生されます。
- Stickyは現在Hyperion社のフリーランス「グレーオプス」として、いくつかの市場でDahlに攻め込みたいHyperionのために、Dahlの財務・渡航記録を監視していました
- 数か月前からDahl社に不審な動き——プロジェクトの中止、人員の配置転換、官僚機構の深淵に消えていく資金。「誰かがチェス盤の駒を並べ替えているようだった」
- そこへ「クリーンアップ屋」の旧友から連絡が入ります。Pandoraでの仕事でDahl幹部が最低12人「極端な偏見をもって」排除された。しかも依頼主は「何もなかったことにしろ」ではなく、現場を「押し込み強盗の失敗」に見えるよう並べ替えろと指示した=明確な隠蔽工作
- 決定的だったのは死体の状態です。多くは引き裂かれていましたが、一部は完全に「絞り切られて」いた。Sticky「Junie、俺の気のせいか? これはディスティラーズじゃないのか? 連中は戻ってきたのか? Wainwrightが寝返ったのか? JakobsがDahlに仕掛けてるのか?」
- Junieは Henna(音声のみ・綴り未確認)という星でこれを受け取り、デッドドロップに返信を残して最初の宇宙船に飛び乗ります。Pandora到着後、タコスを買ってからDahl支社へ直行(Watts「あなたのゴミタコス愛はいつか身を滅ぼす」/Junie「私の唯一の弱点よ。あとコーン・オン・ザ・コブ」)
- 消去済みECHOデバイスの入手経路も判明します。Dahl支社の「プリンターの山」——正確には人体の部位の山(「もっと言うと人間のミンチ。肘まで突っ込んだ」)の下から掘り出したものでした
Dプロット:「偶然の出会い」ではなかった
Wattsが引っかかったのは「ラッキーな会議だった」という彼女の一言でした。
- 二人の出会いは事故ではありません。JunieはECHOデバイスが消去済みだと知り、復元には基本権限以上のECHOnetアクセスが要ると判断。Dahlのデータベースに侵入し、ECHOnetセキュリティの弱点=「本来ロボットが常駐し部外者を締め出しているはずの通信局」を特定しました
- 「その弱点って俺のこと?」「いいえ、あなた個人ではない」——狙ったのは局であって人ではなかった、という答えです
- 「嘘はついていない。ただ、たくさん省いた。私を守るためでもあるけれど、巻き込まれる人を守るためでもある」
- Junieが銃を持たない理由も確定します。「もう銃には触らない」「数日前に火災センサーを撃ってたよな」「あれはあなたが投げてよこして『撃て、死ぬぞ』と言ったから。ディスティラーズを抜けて以来、初めて銃を握った瞬間だった」
- では、なぜ相棒稼業を、なぜ人助けを?——「出口のように思えたから。過去からの、逃亡からの、Jakobsであることからの、そして孤独からの出口」「私はおぞましい過去が追ってきたのか確かめにPandoraへ来た。そして見つけたのは……未来。ただの出口じゃなく、前へ進む道」
- Wattsの答えは「俺はここで死ぬはずだったんだ。Pandoraでっていう意味じゃなく、文字通りこの局で。俺も詰んでた。それが今は違う。それは君のせいだよ、この野郎」
Eプロット:BIG BOARD(本話の看板)
和解した二人は、Wattsの主導で赤い糸を張った陰謀ボードを作ります。公式のエピソード説明文も「お気に入りの陰謀論帽子をかぶって、自分だけのBIG BOARDを用意しろ」と煽っている、本話の中心ネタです。
- Junie「これは未解決事件じゃないのよ」/Watts「そのとおり。これは”熱い”事件だ。冷める前に割らないと」「BIG BOARDに載るまで、我々は何も知らないのだ」
- ボードに並んだ事実:AtticusはViv ProctorのメッセージをDahl施設へ届けに送り込まれた → ProctorはDahlのCFOだがCEOの椅子と現CEO Stanton Dahl を狙っている → Atticusはディスティラーズと関係があるかもしれない → そのディスティラーズにJunie Jakobsが所属していた
- そしてボードが唯一もたらした発見——「すべての点が繋がっている。DahlからVivへ、VivからAtticusへ、AtticusからJunieへ。だがこのボードでディスティラーズに繋がるのは私だけ。リンクが1本足りない」
- 推理の核心:ディスティラーズは名前で知られていませんでした。「公式記録は一切残されていないし、私たちはコードネームしか使わなかった」。したがって VivやAtticusが「Junieがディスティラーズだった」と知りえた経路は、Jakobs社の上層部の誰か以外にありえない——「おそらく身内。私のことを実際には知りもしない身内から」
- Junieは調査対象をVivian Proctorの経歴・交友関係・そしてJakobs家との接点に切り替え、ロボット2体に広帯域ECHOnet検索を命じます
- Wattsは携帯版の製作を宣言。名前は「リトル・ビッグ・ボード(the little big board)」
- 走るギャグとして、RodneyがJunieを「Natalie」と呼び続けます(公式のエピソード説明文の書き出しも “Connect everything, Natalie!”)。コードネームが爬虫類系だったのではと食い下がるWattsの「the reptile」ネタも本話の名物です
Fプロット:Corn on the Cobの空振りと、Rodneyのヒット
- Corn on the Cobが持ってきたのは、「Worst Comedy Fails」に投稿されたWatts自身の腹話術の録音でした。相方の人形「Little Bandit」(綴り未確認)が「乳首から蜂を撃つ。蜂蜜いる人?」「大きく開けたら歯が全部落ちた」「歯が自分のものだとは言っていない」「口だとも言っていない」と暴走し、司会Dennisの前で客席が完全に凍りつくという地獄の記録です。それでもRodneyは「Corn on the Cobは失敗したんじゃない。違う形で成功したんだ」と庇います
- 本命はRodneyが見つけます。「Boomer and the Biz Boys」(Dugnut ECHOcast Network)の「今週のビジネス・バダスかバストか:Dahl CFO Vivian Proctor」回
- 出演は、市場アナリスト Sleve Mixon(「Dahl幹部育成プログラム史上最速の出世。CEOの器だ」)/プロアスリート兼サプリ「液体」広告塔 Darla Archipelago(「法的に飲み物とは呼べない」。大学スカグ・ポロ、プロ殺人ゴルフ、アマチュア・ドッジバレットの覇者)/Bank of Promethea頭取 Carl Dandleton(テーマパーク刑務所から出所したて。「着ぐるみの中に人は入っていない。あれは生きている」)
- Darlaの評:「Vivian Proctorはチームプレイヤーではない。彼女には自分のアジェンダがあって、それはDahlのものじゃない」
- そして本話最大の情報がCarlの口から出ます。Proctorの「経理改革」の実態は、ベテランの解雇と忠誠心優先の登用、監督なし・予算無制限でのリキディター部隊の直轄化、さらに——部隊を惑星エルピス(Elpis)の秘密ブラックサイトへ移設。「彼女はStantonの鼻先で私兵を育てていた」
- Darlaの反論:「エルピスは6年前に消滅した。彼女に軍隊なんて無い」
Gプロット:エルピスという引っかかり
Junieはその一語でテープを止めます。
- Watts「エルピス? Pandoraのかつての衛星だよ。Children of the Vaultの騒動のときに消し飛んだ。Vivがエルピスにリキディター施設を持っていたなら、あれが消えた時点で計画は完全にオシャカだ」
- Junie「それとも、彼女の計画のほうが、あれを消し飛ばしたのかしら」
- Watts「良い質問だ。俺はずっと宇宙の魔女のせいだと思ってた」
- ロボット2体には「エルピス」を含む全アクティブ検索のクロスリファレンスが命じられます
Hプロット:Beefholeの警告と、二人の決断
そこへBeefholeが満身創痍で駆け込みます。
- 「Beefhole、ジュニーさんに警告しに来た」——彼らのねぐら(自動字幕は “Ratch Nest”・綴り未確認)に背が高く、恐ろしく速く、指が針の男が現れ、Junieだけを探していた。Beefholeは辛うじて逃げてきた——つまりAmadeusが到達したということです
- Wattsがメドキットで手当てし、自分のベッドに寝かせます
- Junieは荷造りしながら、Wattsに逃げるよう命じます。ギャレーの左端キャビネットにゴーバッグ——物資、身分証、そして「この稼業で私が稼いだ全額が入った口座の暗号鍵」
- Watts「君の金は受け取らないし、君を置いて逃げない。絶対にだ」/Junie「あなたが殺される理由に、私はならない」
- そしてWattsが本作の主題を言い切ります。「生きてる、だって? 俺はやっと生きてるんだよ、Junie。これが俺の望んだ人生だ」「君は人に選択を奪われるのが嫌いだろ。俺の選択はこれだ。俺は君を選ぶ」
- 決め手はシリーズの通奏低音であるインプロ第一法則「Yes, and」でした。「文字通りの悪魔がドアの前にいるのよ」「Yes, and——」「……いいわ、Watts。あなたの賛同も、無条件の信頼もある。次は何?」
- Junie「なら、二度と戻らないと誓った場所へ行くしかない」「どこだ?」「故郷(Home)」——次回予告で、それがEden-6であることが示されます
Iプロット:Proctorが自ら動きだす
- ProctorがStanton Dahlのオフィスに電話しますが、受付いわく彼はすでにDahl企業戦略リトリートへ出発済み。幹部全員が惑星アクエイター(音声のみ・綴り未確認)の「プレジャー・スパ」に集まって「企業戦略」を協議するとのこと(「全員?」「ほ、ほとんどの幹部です」)
- 「伝言を承りましょうか?」「もうメッセージを送るのは終わりにしたの。直接顔を合わせるのが、最も論理的な次の一手よ」「カレンダーにお入れしましょうか?」「いいえ結構。次にStanton Dahlと会うときは、完全に不意を突きたいの」
- 続いてAmadeusから報告が入ります。「娘はPandoraにいる。ECHOの通信局に潜伏。共犯者が一人、男だ」「Junie Jakobsを助けているのは誰?」「Watts。名はWattsです」「危険なの?」「危険? 芸人志望ですよ。文字通りの無名です」
- Proctorの指令:「すぐに局へ向かえ。娘は生きたまま確保しろ」「死んでいては私の役に立たない」
- 「こちらの男は? 台帳から抹消いたしますか?」「Junie Jakobsだけがすべて。他は全員、端数(remainder)よ」「承知しました、matron。始末します」
次回予告(Episode 7)
- 「Eden-6で我々を待つものは、正確には何だ?」/「あそこにはまだ信用できる人間が何人か残ってる」
- 「延長保証について誰も連絡をくれない理由が知りたい」(カスタマーサービス・ボットと思われる声)
- 「彼は宇宙のサンドバッグで、私は彼が好きよ」
小ネタ
- 逃亡の荷造りで、Wattsの荷物は着替えと歯ブラシとヘア製品が1袋、残りは全部が絶版のDigby Vermouth盤とインポート・レア盤、そしてVault Landers。「置いていこうとしたんだけど、小さいプラスチックの目でこっちを見てくるんだ」
- Corn on the Cobの「フルネーム(full government name)」は「Cornneathan Alexander on the Cob」(音声のみ)
- Wattsは車のチャイルドシートにCorn on the Cobを置き去りにしたまま話し込み、劇中で2回も忘れられます。「Rodney、弟を迎えに行ってきて」
- 公式キャスト表には Fancy(Amanda Schuckman)が載っていますが、自動字幕の範囲に該当する場面が見当たりません(キャスト表側の載せ間違いか、字幕の取りこぼしかは未確認)
よくある質問(FAQ)
Episode 6でJunieの正体は明かされた?
はい。シリーズ最大の謎だったJunieの過去が、本人の口から全部語られます。彼女は銃器メーカーJakobs家の人間で、祖父Montgomery Jakobs直属の秘密暗殺部隊「ディスティラーズ(Distillers)」の元構成員でした。12歳で銃を持たされ13歳で「卒業」、約10年間現役。Tyreen CalypsoがMontgomeryを殺した後の混乱に紛れて脱走し、叔父のWainwright Jakobsが部隊を解散させています。さらにWattsとの出会いも偶然ではなく、消去済みECHOを復元するためにDahlのデータベースを調べて選んだ通信局だったことも明かされます。
Episode 6で新たに分かった最大の手がかりは?
ビジネス番組「Boomer and the Biz Boys」のVivian Proctor特集回で、彼女が監督なし・予算無制限でリキディター部隊を直轄化し、その部隊を惑星エルピス(Elpis)の秘密ブラックサイトへ移していたことが語られます。「Stantonの鼻先で私兵を育てていた」という指摘に対し、別の出演者は「エルピスは6年前に消滅したから軍隊など無い」と反論しますが、Junieは「それとも彼女の計画のほうがエルピスを消し飛ばしたのかしら」と返します。